2008年11月28日

博士の愛した数式


「博士の愛した数式」 小川洋子 新潮社 2003年

中学2年の娘イルカが読書感想文に選んだ本デス。
河合駿も注目したとても話題になった本ですが、
イルカは学校指定図書の中でイチバン短くて読みやすそうと思ったらしい。
でも、いざ原稿用紙に向かうとなかなか感想書けなかったみたい(フ、フ、フ、)。

数学を唯一の友とする博士は、交通事故で脳にダメージを受け、
それ以後の記憶は80分しかもたない。
いったいどんななんでしょう?不安で孤独で、やりきれないと思う。

そんな博士と家政婦と家政婦の息子が、数学と野球(阪神ファン)を軸に友情を育んでいく物語。
(+博士の義理の姉)

登場人物それぞれが、孤独で誠実な人生を生きていて、
数字の無駄のなさ・美しさと重なるように心に沁みます。

ミニマムな文章も格別。

博士のキャラも格別。

博士の数学もそれはそれは格別。
ああ!こんな人に数学を教えてもらったら
人生変わっちゃう(もちろん輝くという意味)。


静かで深ーい感動は、形而上学のそれ のようでありんした。

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