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2011年09月12日

ふみちゃん ベネチア映画祭新人賞受賞!

すごい!ふみちゃん第68回ヴェネツィア国際映画祭で新人賞!?!

その名も「マルチェロ・マストロヤンニ賞」って、 さすがイターリアですね(微笑)

それで、監督は?・・・え!園子温監督~~~すごい!すごい!
(話題の「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」は桜坂でも上映されました)

「ヒミズ」という映画で来春公開だそう。


夫が11日朝8時のラジオのニュースでキャッチ
現地で先ほど受賞決定 ホットなニュースだね。
まだ、新聞には載っていない・・と思いきや
さすがタイムス?というか、さすがインターネット時代!

11日朝刊に載っていました(社会面)

ふみちゃん ベネチア映画祭新人賞受賞!

ところで、サブタイトルが気になる
“監督「全く新しい女優」”
このニュアンスがねー 違和感ありで・・

本文はこうです
“ 激しい感情表現を求める園子温監督の演出に、二人は全力で応えた。二階堂さんは撮影が進むにつれ表現の引き出しを増やし、園監督も「全く新しい女優になった」と絶賛。 ”

サブタイトルから感じるニュアンスは
監督はまったく新しい持ち味の女優としてふみちゃんを抜擢した→本文からすると、違うんじゃん?
主演に選んだ二階堂ふみの演技を全く新しい女優と評価している→うーん、じゃないよね。

つまり
園監督の演出により、二階堂ふみが表現を獲得・体現していった。
監督と演じるものの共同作業としてふみの演技があり、
ふみへの絶賛は自身の監督としての仕事に対する自信と誇り
もっと言うなら、監督を映画に突き動かしたもの、関わったものたちへの気持ちの表れを集約しているといえないか?

・・・・・・・・

東日本大震災で苦しむ人々、とりわけ若者へのエールを込めた今回の新人賞とも言われています。

ちなみに塚本晋也監「KOTOKO」がオリゾンティ賞(オリゾンティ部門最高賞)を受賞。
こちらも主演のCoccoと共作とも言えそうな興味深い作品

もひとつちなみに満島ひかりと香川照之が出演している「ラビットホラー3D」も正式招待作品でした。
香川照之のことはおいといて(終わんなくなるからね 笑)
満島ひかりは園子温監督の「愛のむきだし」の主演じゃあないですか。
そう言えば、彼女もまたあの映画の中で「全く新しい女優になった」と感じられる演技でしたね。

ふーん
二階堂ふみ・Cocco・満島ひかり
3人とも沖縄出身ですね・・!!・・・!・・・

何が彼女たちの中に生きているのか?・・・

どなたかがされる分析を待ちたいと思います。




追)、マルチェロマストロヤンニ賞はもうひとりの主演染谷将太とダブル受賞です。
彼のことは知らないので、映画館に行ってからのお楽しみ




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Posted by まあやん at 10:44│Comments(0)映画
 
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