2012年07月18日
26年目の訂正

「原子力明るい未来のエネルギー」という看板の下を野犬化して飢えた犬たちがうろついている・・・
なんとも印象的な写真でしたのでよく覚えています。
明るいはずの町に人は住めなくなってしまった
福島原発事故の現実を象徴的に捉えた一枚の写真。
今日(2012年7月18日)東京新聞のweb ニュースが目に止まりました。
26年前あの看板の標語を町のコンクールで募集し
小学生だった大沼勇治さんが選ばれのだそうです。
原発安全神話を信じ、選ばれた標語を誇りに思い、
この看板のすぐそばで暮らしていた。
事故があった時妻のお腹には赤ちゃんがいて
今は愛知県で避難生活を続けているそうです。
事故後この標語がテレビ等で出る度に胸を痛めていたという大沼さん
一時帰宅した2012年7月15日に撮った写真では・・・

防護服を着た姿で「破滅」という文字を掲げています
「原子力 破滅 未来のエネルギー」
26年前に考えた標語の訂正を行うアクションで示した脱原発アピール。
原発の町で育った一人の青年の苦悩を知り、そして勇気を知りました。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071890071406.html
Posted by まあやん at 22:53│Comments(0)
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